パリ発コルビジェ建築巡り1日モデルコース|サヴォア邸を効率よく周る

パリ発コルビジェ建築巡り1日モデルコース|サヴォア邸を効率よく周る

1日巡りツアーの出発点:パリ16区のラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸

朝一番に訪れるべきは、パリ16区にある「ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸」です。コルビジェの初期の傑作であり、現在は財団によって管理され一般公開されています。ル・コルビュジエが提唱した近代建築のルールが随所に散りばめられており、スロープによる立体的な移動空間を体験できます。朝の静かな時間帯に訪れることで、窓から差し込む美しい光を独り占めできます。コルビジェの空間構成の素晴らしさを体感しましょう。

パリ市内のアトリエ・アパルトマンと16区の近代建築群

ラ・ロッシュ邸の後は、同じ16区にある「イムーブル・ポルト・モルトワ」のアパルトマンへ向かいます。ここはコルビジェが晩年まで実際に暮らし、最上階に自身のアトリエを構えていた建物です。ガラスのファサードが美しく、室内はモデュロールに基づいて細部まで設計されています。コルビジェのプライベートな創作現場を間近に感じることができ、建築ファンにはたまらない聖地となっています。

郊外へ移動:RER A線でポワシーのサヴォア邸へ

午後からはパリ市内を離れ、RER A線に乗ってポワシー駅を目指します。駅からバスまたは徒歩で少し進むと、緑豊かな芝生の中に佇む白い名作「サヴォア邸」が姿を現します。ル・コルビュジエの近代建築の五原則が完璧な形で具現化されたこの別荘は、ピロティや水平連続窓、屋上庭園など、どの角度から見ても完璧なプロポーションを誇っています。コルビジェの最高傑作をじっくりと時間をかけて鑑賞します。

サヴォア邸の見どころと効率的な見学のツボ

サヴォア邸の見学では、内部の螺旋階段やスロープによる「建築的散歩」を体験するのが醍醐味です。また、リビングの巨大なガラス窓から差し込む明るい日差しや、屋上庭園からの眺めなど、コルビジェが意図した空間の流動性を肌で感じることができます。見学時間は2時間ほど確保しておくのがおすすめです。コルビジェの設計ディテールを細部まで観察できます。

パリへの帰路と1日を振り返るディナー

ポワシーから再びRERでパリ市内へ戻ります。夕方は16区に戻り、コルビジェも好んだパリの美しいカフェやビストロで、1日の建築体験を振り返るディナーを楽しむのが最高の締めくくりです。この1日モデルコースを使えば、限られた時間の中でも無駄なく名作を制覇できます。コルビジェの偉大な足跡をたどる旅は、一生の思い出になるはずです。コルビジェの軌跡は素晴らしいです。

💡 関連する名言

ル・コルビュジエが残した、現代の生き方や美意識にも響く10の名言を解説しています。

ル・コルビュジエの名言10選とその真意を読み解く

📖 あわせて読みたい

ル・コルビュジエが人生の最晩年に辿り着いた、わずか8畳の極小世界遺産「キャバノン」と愛妻イヴォンヌとの深い愛の物語を紹介しています。

「8畳の愛」コルビジェが妻に贈った世界遺産キャバノン